2019/12/16 12:35
和瓦といいますと、どういう印象をお持ちでしょうか?
「重い」
「高い」
「古い」
「危ない」
どれかではないでしょうか?
全てネガティブな印象を受けます。
果たしてそうでしょうか?屋根材としては重いかもしれませんが、それは施工不良が原因であり、しっかり施工していれば問題ないというのが
我々業界人の共通認識であります。
そして瓦というのは元々は中国から、そのまた前は中東から伝来して1400年の歴史を誇ります。
1400年の中で、地場の文化や【禅】の考えと融合して【和瓦】というのが完成をしました。
ですので、物というよりも精神性に重きがあると
1400年脈々と師匠から「和瓦の本来の考え」というのを聞きまた、弟子へ伝え繰り返されて今日があると思っていて
同じように見えますが、その脈すなわち和瓦の業界ではない人が作っても、厳密にいいますと
【和瓦】ではなく、普通の銀色のタイルであり
脈の人が作り初めて、そこには魂がこもるので【和瓦】となる
という考えが私の考えであります
またこの様な考えを和瓦を通して徐々に広めていいきたい、と考えてます。